【解説】 赤緑ビッグマナ@新たなるファイレクシア
2011年4月25日 デッキ コメント (4)では、前回書いた「赤緑ビッグマナ」の解説です
長いよ!
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●最良パターン
ベストの動きとしては前回書いたとおり、2T目マナ加速、3T目PWから、4T目でのフィニッシャー召喚。
各6-7枚ずつ積んでいるのでこのパターンで押し切れることも少なくない
フィニッシャーを除去されてしまったり、そうはうまく動かなかった場合も
壁や火力、転倒の磁石で凌ぎつつ、PWからのトークンや山のクリーチャー化、ミシュラランドで
戦線を維持し、中長期戦にも耐えられるようにしている(つもり)
●クリーチャー
《業火のタイタン》、《ワームとぐろエンジン》
主力でありフィニッシャー。単純な制圧力ではタイタンが上だが、除去耐性のあるワームのほうが生きる場合も多くある
特に新環境では赤白剣でのプロ赤もあるので、場合によっては他に変わる可能性もなくはない
タイタンとワームのバランスは変わることがあるが、新環境の様子見ということで現状は2:2
《先駆のゴーレム》
単体除去で一気に死んでしまうことがあるものの、5マナ9点は非常に優秀
特にガラクの最終奥義を使うと一撃で18点とゲームを決める力を持つ
それがあって、タイタン増量ではなくこちらをデッキに採用
NPHからの新技として、《Beast Within》をゴーレム自身に打ち込むことにより、相手の除去をフィズらせつつ3/3トークン*3を維持することが可能
《草茂る胸壁》
自身で《紅蓮地獄》を打つので《睡蓮のコブラ》ではなくこちらを採用
ゴブリンや剣を持った石鍛冶にも耐えられる優秀な壁兼マナ加速
稲妻で除去されないのは非常に良い点
《怒り狂う山峡》
ミシュラランド。
相手の隙をついて1度攻撃すれば稲妻に耐えられるようになるところが好き
NPHで加わった《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit》での増殖と噛み合っている点も○
●除去
《稲妻》
稲妻が帰ってきたなら暗黒の儀式も返してよ!でもカンスペハイラナイヨ
《紅蓮地獄》
速攻系デッキ対策
横に並べるデッキ、赤単、ボロス、種族系には当然ながらよく刺さる
デッキ全体としてこれを入れるための構成になっている
サイドの《金屑の嵐》とのバランスはよく変わる
剣を持った鷹や(最近あまりみないが)復讐蔦を倒せたり、本体にも打てPW対策にもなるのが嵐のいい点
今回加わった《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit》で相手に出たトークンも倒せるので難しいところ
嵐にした場合は、ゴーレムやガラクトークンが死んでしまうが、比較的アドを失いにくい2枚なので、あまり問題ないかなと思っているがどうだろうか
《内にいる獣/Beast Within》
コレのために緑タッチまであり得るんじゃないかと思ってる万能除去
憎っくきジェイスやギデオンも一撃だ!
3/3トークンが出てしまうが、何の問題も無いくらいに思う
このデッキでは除去に使った場合の最悪のケースでも、コスからの4/4山やガラクのトークンで問題なく対応できる
上にも書いたがゴーレムの擬似除去回避や、余った土地や置物を戦力に変える事にも使えてとにかく腐りにくい1枚
《ガイアの復讐者》を除去できる点も○
●プレインズウォーカー
《槌のコス》、《野生語りのガラク》
このデッキのもうひとつの中心な2枚
共にマナ加速と生物の生成ができ、序盤から終盤まで常にお世話になり続ける
2人とも最終奥義を打ちやすいこともありよく使う
ガラクは確実に勝負を決めるし、コスも勝利に確実に近づかせてくれる
出した直後に+1能力を使うことにより稲妻に負けなくなることも、現環境では重要なファクター
●その他
《永遠溢れの杯》
3T目PWの可能性を高めるために《草茂る胸壁》と合わせて投入している
序盤にキッカー2・マナで出し、その後増殖していくことがほとんど
マナクリーチャーではないのは、やはり《紅蓮地獄》への耐性のため
《転倒の磁石》
除去はそれなりに積んでいるが火力では除去しきれないケースもままあり、
また若干生物が少ないこともあり、トークン生成も常に安定して出来る訳ではない(ガラクはマイナス能力だし、コスは自ターンのみ)ので投入
増殖のおかげもあってかなり相手を転ばせてくれる
《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit》
新規カード2枚目。ペイ2ライフを前提としての採用
息切れ防止としての2ドローはもちろんのこと、PW、アーティファクト、ミシュラランドと増殖するものを多く採用しているので、増殖効果もそれと同じくらいメインの能力として役に立っている
特にコスの最終奥義を1ターン早めてくれるのは非常に助かる
地味だが相手の《漸増爆弾》のカウンターを増やしてずらせるのも○
●サイド
今後どうなるかわからないので、簡単に。
《金屑の嵐》
2点じゃ対応しきれない生物が多い場合に《紅蓮地獄》との入れ替え
早いデッキ相手だとプラスして入れるケースもある
《漸増爆弾》がないので、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》を見た場合も、即フェッチで+2/+2されたトークンへの対処としても投入する
《反逆の印》
ヴァラクート相手に《地盤の際》を持ってくるのが主、壁入りなら《紅蓮地獄》と入れ替え
《帰化》:装備や白アーマー対策。《Beast Within》入りにより枚数減
《内にいる獣/Beast Within》:不確定。ヴァラクートのタイタンは返したくないのでそんな時に増量?
《強情なベイロス》:赤いデッキ相手に主にゴーレムとの入れ替えで
《召喚の罠》:青いデッキ相手に《紅蓮地獄》あたりと入れ替えることが多い
●弱点
若干防御的な面があり、丁寧に除去されると攻めきれずに中長期戦に縺れ込んでしまうことがままある
確かにそんなデザインにしてはいるのだが、もう少し攻めの線を太く出来ればと思わなくもない
●おわり
手前味噌だが素人にしては中々うまい具合にまとまっていると思っている
ただもちろん課題もあり、今後まだまだ調整を続けていきたい。
かなり長くなってしまいました、ここまで読んでくれた方ありがとうございます
長いよ!
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●最良パターン
ベストの動きとしては前回書いたとおり、2T目マナ加速、3T目PWから、4T目でのフィニッシャー召喚。
各6-7枚ずつ積んでいるのでこのパターンで押し切れることも少なくない
フィニッシャーを除去されてしまったり、そうはうまく動かなかった場合も
壁や火力、転倒の磁石で凌ぎつつ、PWからのトークンや山のクリーチャー化、ミシュラランドで
戦線を維持し、中長期戦にも耐えられるようにしている(つもり)
●クリーチャー
《業火のタイタン》、《ワームとぐろエンジン》
主力でありフィニッシャー。単純な制圧力ではタイタンが上だが、除去耐性のあるワームのほうが生きる場合も多くある
特に新環境では赤白剣でのプロ赤もあるので、場合によっては他に変わる可能性もなくはない
タイタンとワームのバランスは変わることがあるが、新環境の様子見ということで現状は2:2
《先駆のゴーレム》
単体除去で一気に死んでしまうことがあるものの、5マナ9点は非常に優秀
特にガラクの最終奥義を使うと一撃で18点とゲームを決める力を持つ
それがあって、タイタン増量ではなくこちらをデッキに採用
NPHからの新技として、《Beast Within》をゴーレム自身に打ち込むことにより、相手の除去をフィズらせつつ3/3トークン*3を維持することが可能
《草茂る胸壁》
自身で《紅蓮地獄》を打つので《睡蓮のコブラ》ではなくこちらを採用
ゴブリンや剣を持った石鍛冶にも耐えられる優秀な壁兼マナ加速
稲妻で除去されないのは非常に良い点
《怒り狂う山峡》
ミシュラランド。
相手の隙をついて1度攻撃すれば稲妻に耐えられるようになるところが好き
NPHで加わった《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit》での増殖と噛み合っている点も○
●除去
《稲妻》
稲妻が帰ってきたなら暗黒の儀式も返してよ!でもカンスペハイラナイヨ
《紅蓮地獄》
速攻系デッキ対策
横に並べるデッキ、赤単、ボロス、種族系には当然ながらよく刺さる
デッキ全体としてこれを入れるための構成になっている
サイドの《金屑の嵐》とのバランスはよく変わる
剣を持った鷹や(最近あまりみないが)復讐蔦を倒せたり、本体にも打てPW対策にもなるのが嵐のいい点
今回加わった《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit》で相手に出たトークンも倒せるので難しいところ
嵐にした場合は、ゴーレムやガラクトークンが死んでしまうが、比較的アドを失いにくい2枚なので、あまり問題ないかなと思っているがどうだろうか
《内にいる獣/Beast Within》
コレのために緑タッチまであり得るんじゃないかと思ってる万能除去
憎っくきジェイスやギデオンも一撃だ!
3/3トークンが出てしまうが、何の問題も無いくらいに思う
このデッキでは除去に使った場合の最悪のケースでも、コスからの4/4山やガラクのトークンで問題なく対応できる
上にも書いたがゴーレムの擬似除去回避や、余った土地や置物を戦力に変える事にも使えてとにかく腐りにくい1枚
《ガイアの復讐者》を除去できる点も○
●プレインズウォーカー
《槌のコス》、《野生語りのガラク》
このデッキのもうひとつの中心な2枚
共にマナ加速と生物の生成ができ、序盤から終盤まで常にお世話になり続ける
2人とも最終奥義を打ちやすいこともありよく使う
ガラクは確実に勝負を決めるし、コスも勝利に確実に近づかせてくれる
出した直後に+1能力を使うことにより稲妻に負けなくなることも、現環境では重要なファクター
●その他
《永遠溢れの杯》
3T目PWの可能性を高めるために《草茂る胸壁》と合わせて投入している
序盤にキッカー2・マナで出し、その後増殖していくことがほとんど
マナクリーチャーではないのは、やはり《紅蓮地獄》への耐性のため
《転倒の磁石》
除去はそれなりに積んでいるが火力では除去しきれないケースもままあり、
また若干生物が少ないこともあり、トークン生成も常に安定して出来る訳ではない(ガラクはマイナス能力だし、コスは自ターンのみ)ので投入
増殖のおかげもあってかなり相手を転ばせてくれる
《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit》
新規カード2枚目。ペイ2ライフを前提としての採用
息切れ防止としての2ドローはもちろんのこと、PW、アーティファクト、ミシュラランドと増殖するものを多く採用しているので、増殖効果もそれと同じくらいメインの能力として役に立っている
特にコスの最終奥義を1ターン早めてくれるのは非常に助かる
地味だが相手の《漸増爆弾》のカウンターを増やしてずらせるのも○
●サイド
今後どうなるかわからないので、簡単に。
《金屑の嵐》
2点じゃ対応しきれない生物が多い場合に《紅蓮地獄》との入れ替え
早いデッキ相手だとプラスして入れるケースもある
《漸増爆弾》がないので、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》を見た場合も、即フェッチで+2/+2されたトークンへの対処としても投入する
《反逆の印》
ヴァラクート相手に《地盤の際》を持ってくるのが主、壁入りなら《紅蓮地獄》と入れ替え
《帰化》:装備や白アーマー対策。《Beast Within》入りにより枚数減
《内にいる獣/Beast Within》:不確定。ヴァラクートのタイタンは返したくないのでそんな時に増量?
《強情なベイロス》:赤いデッキ相手に主にゴーレムとの入れ替えで
《召喚の罠》:青いデッキ相手に《紅蓮地獄》あたりと入れ替えることが多い
●弱点
若干防御的な面があり、丁寧に除去されると攻めきれずに中長期戦に縺れ込んでしまうことがままある
確かにそんなデザインにしてはいるのだが、もう少し攻めの線を太く出来ればと思わなくもない
●おわり
手前味噌だが素人にしては中々うまい具合にまとまっていると思っている
ただもちろん課題もあり、今後まだまだ調整を続けていきたい。
かなり長くなってしまいました、ここまで読んでくれた方ありがとうございます
コメント
自分も似たデッキを考えていましたので。
リンク報告もさせてもらいます。
リンクありがとうございます
興味深くとか言われると社交辞令でもテレますな><
マサムーさんのデッキも出来たらぜひ見せて下さいね
ほんまや!気がつかなかったーthx
修正しました